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この記事について
タリン完全ガイド|エストニアの世界遺産・観光・ホテル徹底解説
この記事のポイント エストニアの首都タリンは、ユネスコ世界遺産に登録された中世の旧市街が最大の魅力。ベストシーズンは5〜9月の夏季で、白夜も体験できる。1日の予算は1万円〜が目安。旧市街のラエコヤ広場、トームペア城、聖オラフ教会は必見。この記事では観光スポット、ホテル、グルメ、モデルコースまで詳しく解説する。
Quick Facts
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| ベストシーズン | 5月〜9月(特に6〜8月) |
| 平均予算 | ¥10,000〜15,000/日 |
| 言語 | エストニア語(英語も通じる) |
| 通貨 | ユーロ(EUR) |
| 時差 | 日本との時差-6時間(夏時間) |
| ビザ | 90日以内の観光は不要 |
| 治安 | 比較的良好(基本的な防犯注意は必要) |
目次
タリンの魅力
タリンはエストニアの首都で、バルト海に面した美しい港町だ。最大の魅力は、1997年にユネスコ世界遺産に登録された旧市街(ヴァナリン)にある。
13世紀にドイツ騎士団によって建設された城を起源とし、ハンザ同盟の主要都市として発展。中世の面影を色濃く残す石畳の街並み、城壁、三角屋根の塔は「おとぎの国」と称されるほど美しい。
タリンが選ばれる理由
- 保存状態が良好な中世都市: ヨーロッパでも保存状態が良いと評価される中世の街並み
- コンパクトで歩きやすい: 旧市街は1〜2日で十分回れる
- 物価が手頃: 北欧諸国に比べて物価が安い
- 治安が良好: ヨーロッパ内でも安全な都市
- IT先進国: e-Residency(電子居住権)制度を導入したデジタル先進国
ベストシーズン・気候
春(3〜5月)
気温は5〜15℃と涼しく、観光客も少なめで穴場シーズン。4月下旬から花が咲き始め、街が彩られる。
夏(6〜8月)★ベストシーズン
気温は14〜22℃と過ごしやすく、湿気も少ない。最大の魅力は「白夜」で、夏至の頃は夜23時頃まで空が明るい。観光のピークシーズンのため、ホテルは早めの予約がおすすめ。
秋(9〜11月)
9月はまだ温暖で観光に適している。10月以降は寒くなり、日照時間も短くなる。紅葉が美しい季節。
冬(12〜2月)
気温は-5〜0℃と寒さが厳しいが、雪景色の旧市街は幻想的。12月のクリスマスマーケットは特に人気。航空券やホテルが最も安くなる時期で、夏に比べて10万円以上安くなることも。
おすすめ観光スポット
旧市街(ヴァナリン)- 世界遺産
タリン観光のメインエリア。城壁に囲まれた中世の街並みが良好に保存されている。
上の町(トームペア)
トームペア城
- 住所: Lossi plats 1a
- 営業時間: 外観は24時間見学可
- 入場料: 無料(外観のみ)
- 所要時間: 30分〜1時間
13世紀に建設された城で、現在はエストニア国会議事堂として使用。ピンク色の外観が特徴的で、城の塔「ピック・ヘルマン」はエストニア独立の象徴として国旗が掲げられている。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
- 住所: Lossi plats 10
- 営業時間: 8:00〜19:00
- 入場料: 無料
- 所要時間: 30分
ロシア正教会の大聖堂で、玉ねぎ型のドームが印象的。内部のモザイクやイコンも見応えがある。
コフトゥ展望台・パットクリ展望台
トームペアの丘にある2つの展望台から、赤い屋根が連なる旧市街の絶景を一望できる。写真撮影の定番スポット。
下の町
ラエコヤ広場(旧市庁舎広場)
- 住所: Raekoja plats
- 所要時間: 30分〜1時間
旧市街の中心にある広場。ゴシック様式の旧市庁舎がそびえ、カフェやレストランが立ち並ぶ。12月にはクリスマスマーケットが開催される。
聖オラフ教会
- 住所: Lai 50
- 営業時間: 10:00〜18:00(夏季)
- 入場料: 塔への入場 €5
- 所要時間: 1時間
かつて世界一高い建物だった教会。高さ124mの塔からは360度のパノラマビューが楽しめる。258段の階段を登る必要がある。
ヴィル門
旧市街の入り口となる門。両側に塔が立ち、絵葉書のような景色。門の手前には花屋が並び、フォトスポットとして人気。
穴場スポット
セーフマンの庭
城壁沿いの隠れた庭園。静かで落ち着いた雰囲気で、観光客が少ない穴場。
カタリーナ通り
職人のアトリエが並ぶ細い路地。ガラス工芸、陶器、革製品などエストニアの伝統工芸を見学・購入できる。
テレビ塔
- 住所: Kloostrimetsa tee 58a
- 入場料: €13
- 所要時間: 1.5時間
高さ314mのテレビ塔。170mの展望台からタリン全景を見渡せる。ガラス床の「ウォーク・オン・エア」はスリル満点。
ホテル・宿泊
エリア別ガイド
| エリア | 特徴 | こんな人向け | 相場 |
|---|---|---|---|
| 旧市街内 | 観光に最適、雰囲気抜群 | 中世の雰囲気を満喫したい人 | ¥15,000〜 |
| 旧市街周辺 | アクセス良好、コスパ◎ | 便利さと価格のバランス重視 | ¥8,000〜 |
| 港エリア | フェリー利用に便利 | ヘルシンキとの往復旅行者 | ¥10,000〜 |
| ロッテルマンニ地区 | モダンでおしゃれ | 新しい雰囲気が好きな人 | ¥12,000〜 |
旧市街内のおすすめホテル
高級ホテル(¥25,000〜)
テレグラフ ホテル 19世紀の電信局を改装した5つ星ホテル。クラシックな内装とモダンな設備が融合。スパ施設も充実。
シュロスル ホテル 旧市街の中心に位置する小規模ラグジュアリーホテル。各部屋が異なるデザインで、アンティーク家具が配置されている。
中級ホテル(¥10,000〜¥25,000)
メリトン オールド タウン ガーデン ホテル ラエコヤ広場から徒歩5分。歴史的な建物を利用した落ち着いた雰囲気のホテル。
パレス ホテル タリン 1937年創業の老舗ホテル。旧市街入り口の自由広場に面し、アクセス抜群。
格安ホテル(〜¥10,000)
リジャ オールドタウンホテル 1泊4,000円〜と驚きの価格。旧市街内にありながらコスパ最高。日本人旅行者にも人気。
リクスウェル オールドタウン ホテル 旧市街の入り口ヴィル門近く。清潔で設備も整っており、観光の拠点に最適。
宿泊時の注意点
- 石畳に注意: 旧市街内は石畳で坂も多い。スーツケースの移動は大変なので、城門近くのホテルがおすすめ
- 早めの予約: 夏季(6〜8月)は混み合うため、1〜2ヶ月前の予約を推奨
- 暖房確認: 冬季は暖房設備の確認を忘れずに
グルメ・レストラン
エストニア名物料理
ヴェリヴォルスト(血のソーセージ)
豚の血と大麦を使ったソーセージ。クリスマスの定番料理だが、通年食べられる。
スルト(肉のゼリー寄せ)
豚肉のゼリー寄せ。マスタードを添えて食べる伝統料理。
カマ
麦やエンドウ豆を挽いた粉にケフィアや牛乳を混ぜたもの。朝食やデザートとして人気。
ライ麦パン(ルイレイプ)
エストニアの主食。酸味があり、噛むほどに味わい深い。
おすすめレストラン
| 店名 | ジャンル | 予算 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| オルデ・ハンザ | 中世料理 | €25〜40 | 中世の雰囲気で伝統料理を体験 |
| ラタスカエヴ16 | エストニア料理 | €15〜25 | 地元食材を使ったモダン料理 |
| レイブ・レスト | エストニア料理 | €12〜20 | ライ麦パン専門店 |
| メール | シーフード | €20〜35 | 新鮮な魚介料理 |
| F-フーバー | カフェ | €5〜10 | 地元で人気のカフェ |
中世レストラン「オルデ・ハンザ」
タリンで最も有名なレストラン。中世の衣装を着たスタッフ、ロウソクの灯り、当時のレシピを再現した料理で、タイムスリップしたような体験ができる。予約推奨。
アクセス・交通
日本からのアクセス
日本からタリンへの直行便はない。主な経由地:
| 経由地 | 所要時間 | 航空会社 |
|---|---|---|
| ヘルシンキ | 約12時間 | フィンエアー |
| フランクフルト | 約14時間 | ルフトハンザ |
| アムステルダム | 約14時間 | KLM |
| ワルシャワ | 約13時間 | LOTポーランド航空 |
ヘルシンキからフェリー ヘルシンキ〜タリン間はフェリーで約2時間。Tallink Siljaなどが1日10便以上運航。€20〜40程度。日帰り往復も可能。
タリン空港から市内
- バス: 4番バスで旧市街まで約20分、€2
- トラム: 4番トラムで市内中心部へ
- タクシー: 約10分、€10〜15
- 配車アプリ: Bolt(エストニア発祥)が便利
市内交通
旧市街は徒歩で十分回れる。旧市街外への移動には:
- トラム・バス: 1回€2、1日券€5
- Tallinn Card: 公共交通+主要観光地入場料込み(24時間€36〜)
モデルコース
2泊3日コース
Day 1: 旧市街・下の町
| 時間 | スポット | 所要時間 | メモ |
|---|---|---|---|
| 10:00 | ヴィル門 | 15分 | フォトスポット |
| 10:30 | ラエコヤ広場 | 30分 | 旧市庁舎見学 |
| 11:30 | 聖オラフ教会 | 1時間 | 塔に登る |
| 13:00 | オルデ・ハンザ | 1.5時間 | ランチ |
| 15:00 | カタリーナ通り | 1時間 | 工芸品ショッピング |
| 16:30 | 城壁散策 | 1時間 | 城壁の上を歩く |
| 18:00 | 夕食 | - | 旧市街のレストラン |
Day 2: トームペア&テレビ塔
| 時間 | スポット | 所要時間 | メモ |
|---|---|---|---|
| 9:00 | トームペア城 | 30分 | 外観見学 |
| 9:45 | アレクサンドル・ネフスキー大聖堂 | 30分 | 内部見学 |
| 10:30 | 展望台 | 30分 | 絶景撮影 |
| 11:30 | トーム教会 | 30分 | 歴史的な教会 |
| 12:30 | ランチ | 1時間 | トームペア周辺 |
| 14:00 | テレビ塔 | 2時間 | 移動含む |
| 17:00 | ロッテルマンニ地区 | 1.5時間 | モダンなエリア散策 |
| 19:00 | 夕食 | - | シーフードレストラン |
Day 3: 郊外&ショッピング
| 時間 | スポット | 所要時間 | メモ |
|---|---|---|---|
| 9:00 | カドリオルグ宮殿 | 2時間 | 美術館&庭園 |
| 12:00 | ピリタ地区 | 1.5時間 | 海辺の散策 |
| 14:00 | ランチ | 1時間 | 港エリア |
| 15:30 | お土産ショッピング | 2時間 | 旧市街で |
| 18:00 | 空港へ | - | - |
よくある質問
Q: タリンのベストシーズンは?
A: 6〜8月がベストシーズン。気温14〜22℃と過ごしやすく、白夜も体験できる。ただし観光客が多く、ホテル代も高め。穴場を狙うなら5月か9月がおすすめ。
Q: 何日あれば十分?
A: 旧市街だけなら1〜2日、郊外も含めるなら3日が目安。ヘルシンキからの日帰りも可能だが、もったいないので最低1泊はしたい。
Q: 英語は通じる?
A: 観光地やホテル、レストランでは英語が通じやすい。ただし、場所や世代によって差がある場合もある。
Q: 治安は大丈夫?
A: ヨーロッパの中でも比較的治安が良いとされる。ただし、スリや置き引きへの注意、夜間は人通りの多い場所を選ぶなど、基本的な防犯対策は必要。
Q: クレジットカードは使える?
A: 多くの場所でクレジットカードが使える。タッチ決済も普及しているが、小規模店舗や市場などでは現金が必要な場合もある。
Q: ヘルシンキからの日帰りは可能?
A: フェリーで片道2時間なので日帰りは可能。ただし、旧市街をゆっくり楽しむなら1泊以上がおすすめ。
まとめ
タリンは中世の街並みが良好に保存された、おとぎ話のような都市だ。コンパクトで歩きやすく、物価も手頃で、治安も良い。ヘルシンキと組み合わせた北欧・バルト海周遊もおすすめ。
夏の白夜、冬のクリスマスマーケットと、季節ごとに違った魅力がある。IT先進国としてのモダンな一面と、800年の歴史を持つ中世の雰囲気が共存するタリンを、ぜひ訪れてみてほしい。
この記事の情報は2025年1月時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。
※料金・営業時間・運賃・ビザ要件等は変更される可能性があります。訪問前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
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LYS編集部
公式投資歴18年(株式・暗号資産・FX)、美容歴12年、旅行歴15年、元CTOの技術メンバー。それぞれの分野で豊富な経験を持つベテラン編集者が記事の企画・校正を担当しています。
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